イワテヤマナシは現在では自生している樹木の数も少なく、栽培もほとんと行われていない貴重な植物です。しかし、大変芳香性に優れ、風味が抜群で果実酒用の材料としての適性がかなり高いので、今後の研究によって食品利用が進むことが期待されています。
イワテヤマナシの本種は長い年月の間に雑種が生まれたり原種が変化をしたりして、果実の大きさも大小がかなり違っていたりするので、栽培の際には品種の系統を選ぶことが必要です。
また、自生環境によっても変化がみられ、高原には香りが高いものができたり、日当たりの良いところでは糖度が高いものになったりします。
果実酒を作るためには採取の時期が最も大切です。果実が淡緑黄色になったころが採取適期で、食べておいしい成熟期の少し前です。
